Masteries

技術的なことや仕事に関することを書いていきます.

2019年の振り返り

あけましておめでとうございます, 2020年になりましたね. 去年, 遂に30歳になってしまったので, 今年からは年間通してフルに(?)30代独身男性として過ごしていくことになりました. 引き続き今年もよろしくおねがいします. というわけで今年もKPTでやっていきましょう.

過去の振り返り達

papix.hatenablog.com

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K

「2019年にやってみてよかったこと, 2020年も継続して取り組みたいこと」

読書習慣が定着しつつある

papix.hatenablog.com

去年, Advent Calendarのネタとして書いたのですが, 2019年は読書習慣がだいぶ定着してきた1年だったと思います. 特に夏頃はかなり順調で, これまで積ん読していた本をどんどん消化出来たのですが, 夏〜秋にかけて体調を崩してしまった結果, 一旦停滞したりしていました. とはいえ年末から年始にかけてリブートしているところで, 最近は徐々に読書量が回復してきました.

良質なOutput(ブログエントリ, 登壇など)には, 良質なInputが欠かせないと感じているので, 読書習慣を定着させて, 積ん読している本を消化していくというポイントについては, 2020年もしっかり取り組んでいきたいと思います.

海外のカンファレンスで登壇できた

papix.hatenablog.com

夏にPerlCon 2019に参加してきました. 2015年にYAPC::EUに参加して以来4年ぶりの参加になりました. 「Perl in Japan」というタイトルで発表も出来ましたし, 何より英語コミュニケーションに勇猛果敢に(?)取り組めたというのが良い体験になったと思っています.

4年前は, とにかく英語コミュニケーションについて恐怖感というか, 「伝わらなかったらどうしよう...」という気持ちがあって, 結果として言葉が出てこない, 聞き返せない... みたいな悪循環に陥ってしまっていたように思います. 今回は, とりあえず思っている事を(雑な英語ではあるが)口に出してみること, そしてわからなかったら素直に「すいません, もう1回言ってもらえますか...?」と伝えることが出来たように思います.

最近, Google翻訳の進化が著しいので, 割と近い段階で「英語の知識が不要になる(= Google等がよしなにやってくれる)」時代が来るのでは...? という気がしますが, 趣味(= 旅行)と実益(= 英語の文章読んだりとか)の両方に役立つので, 最近英語のトレーニング(といっても文法の本読んだり, 見かけた英語の文書を試しに読んでわからない単語を調べてみたり, 程度ですが...)に取り組んでいます. 2020年も, これについてはちまちまと継続できれば良いかなと思っています(あとは2020年もPerl and Raku Conference in Amsterdamに参加する予定です. ついでに人生初のヨーロッパ1人旅なども敢行する予定...).

いろいろとOSSに貢献出来た

2019年はClass::Accessor::Typedをリリースしたり, Devel::KYTProfやAWS::XRayなどのCPANモジュールにPull Requestを送ることができました. 「こういうのあると面白そう」とか, 「これ今必要だな...」というきっかけで, いろいろアクション出来たのではないかと思います. Class::Accessor::Typedについては2020年も引き続き手を入れていきたいですし, Pull Requestについてもちまちまと送っていけるといいなと思っています.

P

「2019年で良くなかったところ, 2020年に改善していきたいところ」

特に業務の領域で, 余りチャレンジ出来なかった

前述の「K」で挙げた, 読書習慣や海外のカンファレンス登壇などは, どれもある種のチャレンジであると言えると思います. 一方で, 業務の領域においては余り新しい取り組みが出来なかった... というのが2019年の正直な感想です.

業務において, 視野が狭くなっていたというか, 「とにかく来たものを受け流す」というポイントに重点を置きすぎていたような気がしており, それはそれで大事(目の前にあるタスクを片付ける)とは思うのですが, とはいえ中長期的な視点でアクションしていかないと, プロダクトの成長にも貢献出来ないですし, やはり自分自身のスキルセットも伸びていかないなあ... と改めて感じました.

体調も精神状態も波があった

体調については夏〜秋にかけて, 何度か風邪を引いてしまい, 結果として数日休んでしまったことがありました. また秋〜冬にかけては, 考える事が増えてしまった結果, 精神的に辛い状況に陥った出来事がありました. 「ちょっと大変です」とヘルプを挙げることが出来たのは良かったですが, とはいえ本来はうまく乗り切りたかったですね...

前述のように, 「考える事が増えてしまった」ということがうまく乗り切れなかった理由の1つあると思うので, そこについてはうまく「考える」ということを委譲するアクションをしていく必要があったと思いました. 年齢を重ねるにつれて, 視野や権限などが広がっていくと, 取れるボール(やれること, 考えられること)が増えていって, 一方で自分自身でボールを持てる量(範囲)については限界があるので, うまく取捨選択する必要があると痛感しました. 30代を迎えた今, ボールを持つ/持たないの精度向上はどんどん必要になっていくと思ったので, 2020年は試行錯誤したいと思いました.

T

「2020年, 改めてチャレンジしていきたいところ」

やっていく: アクションの質と量を高める

引き続き, 2020年もやっていきたいと思います. まだ停滞する歳ではない. 仮にエンジニアとしての定年が35歳だったとしてもまだ4.5年くらいはあるので, 足掻きつつやっていきたいですね.

その中で, やっぱりこれまで「チャレンジ」, 「挑戦」, 「アクション」という言葉を便利に使いすぎていた... というのは反省点として挙げられると思います. 「チャレンジするぞ!」, 「挑戦するぞ!」, 「アクションしていくぞ!」と言っていると, 確かにやっている感は出ますが, とはいえ言うは「言うは易く行うは難し」で, もう少し計画的に? 具体的に? やっていく必要があると思いました.

とりあえず, 2020年について, しばらくは次のような方針でやっていきたいと思います:

  • 業務: アクションの量を増やす
  • 業務外: アクションの質を高める

業務においては, とにかくアクションの量を増やしていくのが先決と思いました. これまでのように, 来たタスクをうまく捌くだけでなく, その中で新しい取り組みを取り入れたり, 或いは中長期的視点で次に繋がるアクションを織り込んでいく... といった事が出来るとよいですね.

一方, 業務外については, 読書習慣や海外のカンファレンス登壇(英語力向上)といった, 2019年に取り組むことが出来たアクションについて, 更に質を高めていくことを目指したいです. 2020年も引き続きいろいろな本を読んでInputを捗らせたい(読書感想エントリもどんどん書いていきたい)ですし, 英語力の向上についてもこれまでのアクションを継続しつつ, 新しい取り組みもやっていきたいと思います.

...まあなんというか, この辺り, まだまだ全然噛み砕ききれていないと思うので, 数ヶ月のスパンで振り返ったり, 方針を立て直したり出来ると良さそうです. こういった取り組みについても2020年新たに取り組んでいきたいと思いました.

まとめ

2019年は... なんというか, 平凡な1年にしてしまったという気がします. プラスな出来事もマイナスな出来事もあって, トータルでは0でした, みたいな感想があります.

人間, 急にシュッと大きく変わる事は出来ないと思っており, 小さい取り組みを積み重ねて, それを継続してやっと変化の兆しが見える... みたいな所があると思っています. ので, 去年のことは去年のこととして, 今年は気持ちを切り替えて, また少しずついろいろなものを業務内/業務外の両軸でしっかり積み重ねていきたいと思います. 2020年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします.