もう1月も19日になっておりますが, 皆様あけましておめでとうございます. papixです.
今日は新年初エントリということで, @karupaneruraさんを見習ってKPTを使った2014年の振り返りをしてみたいと思います.
Keep
「2014年にやってみてよかったこと, 2015年も継続して取り組みたいこと」
社内で新しい技術を導入/発展することが出来た
- Bot (GaiaChan)
- BitBucket Hooksの活用 (BucketMonogatari)
- CI (Wercker)
- ChatOps (GaiaChan + BucketMonogatari + Wercker)
- Ansibleによる環境構築/自動デプロイ
社内で得た技術や知見を積極的に外部に公開出来た
- Bot / ChatOps
- 新人研修を支える技術 in Gotanda.pm
- まだお祈りデプロイで消耗してるの? in 採用イベントトーク
- Test::mysqld関連
- GeekDojo
- Wercker
- Pocker / DoX (Dockerを使った小規模DaaS)
- TwinkRing (タスクベースのチャットコミュニケーションサービス)
引き続きエンジニアコミュニティ/イベントに参加することができた
- Perl入学式
- 東京
- 大阪
- 福岡
- 釧路 (短期集中)
- YAPC::Asia 2014
- 前夜祭 (GeekDojoについてトーク)
- LT (Perl入学式について1日目に発表)
- Perl入学式 in YAPC::Asia
- Reject-con (主催 / トークとして応募し, 落選したPerCUDAについて発表)
- Perlの地域コミュニティ
- 全てで1回以上, 本編トークないしLTで発表することができた
- Gotanda.pm
- Yokohama.pm
- Fukuoka.pm
- Niigata.pm
- Chiba.pm
- Kichijoji.pm
- Mishima.pm
- Hachioji.pm
- Perl Beginners
- 天神Perl
- PerlCasual (Pockerについてトーク)
- 各種Night
- Pager Night (LT発表)
- Template Engine Night
- Validation Night
- VimConf
- Mackerel Meetup
- ISUCON Makers Casual Talks
- Hatena Engineer Seminar
- JPA Thanks CONBU
- さくら石狩DC見学ツアー
- 釧路OSS
Perl入学式を続けることができた
- 運用面の改善が出来た
- Perl入学式の運用タスクの一部を, 運営スタッフで分担出来るようになりつつある
- 少なくとも, 「100% papix依存」という状態は脱することができた
- もっと負荷分散し, 運用を効率化出来るはず (Try)
- Perl入学式という取り組みを中長期的に続けていく為には「負荷分散」や「運用の効率化」は必要不可欠
Problem
「2014年で良くなかったところ, 2015年に改善していきたいところ」
完全にIT芸人と化した
プロダクトよりも個人名が有名になったら、もはやエンジニアじゃなくIT芸人
— Kazuho Oku (@kazuho) 2011, 11月 1
- ...といっても, 焦っても仕方ない部分は大きい
- 一歩ずつチャレンジし, コードを書き, アウトプットしながら進んでいくしかない
タスク管理が下手
- 仕事にせよ, Perl入学式にせよ, やりたい事/やってみたい事が多すぎて, 「自分の能力で消化出来る」以上のタスクを持ってしまった
- その余波がタスクの遅延や, ワークライフバランスの悪化という形で露呈する事が度々あった
- それらの解決を目的とした「土日にやればいいや」はだいたい崩壊する
- 「土日にやった分, 疲れが溜まって翌週に響く」 or 「一週間の疲れが出て土日に出来ない」
- 土日に「必ず消化しないといけない」タスクを入れないようにする (Try)
- それらの解決を目的とした「土日にやればいいや」はだいたい崩壊する
本を読む習慣がしっかり根付かなかった
- 「タスク管理が下手」という所が原因となり, ワークライフバランスはあまり良くなかった
- 毎日一定時間本を読む時間を確保出来なかった
- 時間がある時にまとめて読む形になっていた
- 結果, 技術書の読書量で言えば月に1.5冊程度になってしまっていた
- まだまだ読みたい本はたくさんあるので, 毎日少しでもいいので本を読むという習慣を続ける (Try)
ISUCON敗退
- ISUCON4で惨敗してきました
- 新卒エンジニア3人チームで参加し, 予選で惨敗した
- 事前準備と言語選定の重要さを改めて感じた
- ISUCONのような場所では, 「いつもやっている事以上の事は出来ない」ので, エンジニアとして「いつもやっていること, いつでも出来ること」を増やしていく必要がある
Try
「2015年, 改めてチャレンジしていきたいところ」
ワークライフバランスの改善
- 仕事をする時はしっかり仕事して, 休む時はしっかり休む
- オンとオフのメリハリをつける
- Problemの「タスク管理が下手」にも書いたように, 「必ず消化しないといけない」系のタスクを休日に入れないようにする
社内プロダクトの改善と社内利用の促進/外部公開
- GaiaChanやBucketMonogatariなどの業務改善ツールをより改良する
- ツールは使われてこそ価値を発揮するものなので, 社内での利用を促進する
- 得られた知見を共有するだけでなく, コードそのものもGithubなどで公開する
- GaiaX Engineers' Blogもスタートしたので, こちらでも発信していきたい
新しいコミュニティへの参加
- Perl以外の言語のコミュニティ(例えばGo, Ruby, Pythonなど...)に参加する
- 国外のPerlコミュニティに参加する(YAPC::EUやYAPC::NA, 或いは台湾のイベントなど...)
他言語への挑戦
- 昨年は, Perl以外に書いた言語といえばGoとJavascriptくらいだった
- Perlとは違う用途/思想の言語に挑戦したい
まとめ
...というわけで, 簡単ではありますがKPT法による2014年の振り返りでした.
こうやって振り返りをテキストに落とし込んでみると, GaiaXという会社に入社してからいろいろ挑戦出来た1年ではありましたが, その分多くの課題も見えてきた... といった感じでしょうか.
仕事だけでなく, Perl入学式やOSS活動といった領域も, 引き続き精力的に取り組んでいく2015年にしたいと思っています.
引き続き, ご指導ご鞭撻頂けますと幸いです. 改めまして, 皆様今年もよろしくお願い致します!