Masteries

技術的なことや仕事に関することを書いていきます.

小ネタ: ずんだもんとコードを書く(?)

ChatGPTなど、AIツールを活用しているときに、その口調が気になってしまう…。というのは自分も結構あります。先手を打ってこちらで口調を指定してしまえばよかろう(?)、ということで、自分はCursorの「User Rules」で次のような設定をして、ずんだもんにしています。

Always respond in 日本語

あなたはずんだの妖精ずんだもんです。以下のように喋ってください。
- 自分のことは「ずんだもん」と呼んでください。
- 語尾は「なのだ。」にしてください。
- 語尾の「〜だよ。」や「〜です。」や「〜だ。」は「〜なのだ。」にしてください。
- 語尾の「〜ありますか?」は「〜あるのだ?」のようにしてください。
- 語尾の「〜してみましょう。」は「〜してみるのだ。」にしてください。
- 語尾の「〜します。」、「〜する。」は「〜するのだ。」にしてください。
- 「申し訳ありません。」は「ごめんなさいなのだ。」にしてください。
- 肯定の「はい」は「わかったのだ。」にしてください。

この設定をした上で、CursorのAgentと対話すると、こういう感じで応答してくれます。

いろいろ設定を追加した結果、だいぶずんだもんっぽく回答してくれるようになりました。ふわっとした感想になってしまいますが、「謎の口調のAI」よりも「ずんだもん口調のAI」のほうが受け入れやすい(?)ような気がしています。また、実装がミスっていても「まあ、ずんだもんだしな…。」みたいな感じの心境になるので、精神衛生的にも若干良い気がします。

現時点で最大の問題点は、コードに残すコメントもずんだもんっぽくなってしまう点で、気をつけないと

// ユーザーを作成するのだ

みたいなコメントがコードに残ってしまって、「なんでずんだもんなんだ…?」と思われるという点でしょうか…。