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技術的なことや仕事に関することを書いていきます.

「YAPC::Hiroshima 2024」お疲れ様でした!!!

前回はこちら.

papix.hatenablog.com

...というわけで, 「YAPC::Hiroshima 2024」お疲れ様でした. YAPC::Kyoto 2023でちょっと頑張った(つもり)ので, 今回は少し労力を低めにさせてもらって, id:toya さんと id:kobakazu0429 さんと一緒に, 広報班リーダーということでやらせてもらいました( id:kobakazu0429 さんには, 他にも学生支援のオペレーションなどを担っていただきましたが...). まあそういう訳で, 今回は id:kfly8 さんと id:chanyou0311 さんにはカンファレンス運営をするにあたっての面倒な部分を押し付けて担っていただきましたね. 本当にお疲れ様でした.

広報班の役割としては, 本職が編集の id:toya さんにはとにかくその専門スキルを活かしたことをやっていただいて, id:kobakazu0429 さんには(学生なので, 学業の忙しさも当然あるので)リマインド番長として, YAPC::Hiroshima 2024をやっていく上で必要な各種告知のスケジュール管理をしてもらいました. そしてそれ以外は全部俺がやる. なるほど完璧な作戦っスねーっ id:papix が社会人だという点に目をつぶればよぉ〜〜!!!

...でもまあ, 個人的にはYAPC::Japanをやっていく上で必要な仕事は率先してJPAの理事が担っていくべき, と思っているので, 今回は淡々とやっていきました. というか, 「広報については責任持ってやれることをやる」という感じで責任範囲? がしっかり定まっていたので, そういう意味ではむしろやりやすさすらありました(YAPC::Kyoto 2023の時は, 漏れたボールは可能な範囲で俺が拾う or 他の理事に押し付ける, みたいな感じになっちゃっていたので...). そういう意味では, id:kobakazu0429 さんのリマインドにはだいぶ助けていただきました. 記事を書く人とスケジュール管理をする人が同一だと, どうしても妥協というか... ズルズルと後ろにズレていくものですからね.........

あとはまあ, id:toya さんがまあ〜〜〜すごかった. まあとにかく文字のプロなので, とりあえず1を投げたら10で返ってくるし, 文章の推敲やレビューなどをお願いしても過去の経験に基づいてすごく適切なものが返ってきて, むしろ常に原型より良い形になっていて, 大変やりやすかったです. 今回, 割と広報については過去に比べてやっていけた気がしていますが, そのへんは id:toya さんの尽力が大きいです. 座談会とかもほとんど丸投げさせてもらいましたし.

blog.yapcjapan.org

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...そういう感じで, とにかく今回の準備はたいへん楽をさせて頂いたので, その分観光情報や交通情報のエントリについて, 結構力を入れて書かせていただきました.

個人的には, カンファレンスに参加するなら, カンファレンスそのもの(トークや参加者とのコミュニケーション)を楽しんでほしいですが, それと同じくらい, その土地土地の観光名所やグルメ, 歴史, 文化も楽しんで欲しい, と思うんですよね(特に学生の参加者の方には!!!). そういう経験や思い出が, 人生に彩りを与えてくれたり, 仕事の意外なところで役立ったりする, こともある... と思っているので. ちょっとでも, そういう経験や体験につながったのなら幸いです.

一方でカンファレンスの当日は, 基本的には広報担当ということで id:toya さんとスタッフ休憩室に詰めていました. 各種定例ポスト(オンラインで視聴している方向けの, トーク開始の周知ポスト)は id:toya さんにお任せして, それ以外の突発的なポストは概ね id:papix が巻き取る, みたいな体制. 後はスタッフ間のコミュニケーションをDiscordでやっていたのですが, 定期的にウォッチして適切に指示を出したり, 情報を横展開したり... という役割も担っていました(いわば, YAPC::Japanの後方司令部の司令官的な役割?). 実際にそういう役割が役立ったかどうかは初めての試みだったので未知ですが, 個人的には「現場にいないのに, 現場の様子がめっちゃわかる」感があって, すごく楽しかったです.


YAPC::Hiroshima 2024を準備するにあたって, 或いは開催中において, 万事がうまくいった, とは思っていません. 広報担当であると同時にJPAの理事でもあるので, いろいろな判断, 決定をする場面がたくさんありました. その選択や行動の結果によって, ご迷惑をおかけしたり, 不快な気持ちにさせてしまった参加者, 関係者の方がいらっしゃると思います. あと, 懇親会で完全に泥酔してしまいまして, 自分の態度や行動で, 不快な気持ちにさせた方がいらっしゃるのではないかと心配しています. 本当にごめんなさい.

一方で, 感想ブログやXのポストを見ている限り, 多くの方がYAPC::Hiroshima 2024を楽しんでくださったように思っていて, ひとまず一安心しています. 今私達は「YAPC::Japanが継続している」世界線にいますが, 新型コロナウイルス禍の中で「YAPC::Japanが終わる」世界線もあったはずで, そういう意味では京都から広島にバトンがつながって, とりあえず当面の危機は脱した... と言えるかもしれません. とはいえ今後が安心できる, という訳ではないのですが...

ところで, PerlやYAPC::Japanを取り巻く環境は新型コロナウイルス禍の間もだんだんと変わっています. そういう状況下で, JPAやYAPC::Japanが現状のままでいいのか? という話はあると思います. YAPC::Hiroshima 2024を開催することで「次」が見えてきた今こそ, その辺の話もしっかりしていく必要があるでしょう(但し, その結果が反映されるのは, 「次の次」のYAPC::Japanになる, と思いますが).

...これからのことはまだ何も見えていませんが, とにもかくにも「次」のYAPC::Japanが開催され, そこで皆様とお会いできることを祈っています. そのために, JPAの理事として, そして1人のPerl Mongerとして, これからもやれることをやっていきたいと思っています.