前回はこちら.

YAPC::Hakodate 2024, お疲れ様でした.

前夜祭(金曜日)はめちゃくちゃ雨が降って心配だったんですが, 当日(土曜日)はペカーっと晴れて, ブラインドで描かれたロゴがめちゃくちゃ綺麗でしたね!

今回の座組としては id:ytnobody さんと id:karupanerura さんがタッグを組んで主導して, 自分はお二人から漏れたタスクを差配したり頑張って取り組んだり... みたいな感じだった気がします. 多分. 特に終盤は, ｢オレが3人分になる...｣みたいな状況で, 積み上がったTODOをガンガン消化する感じになっていました. 思い出してみるとYAPC::Kyoto 2023の時よりも忙しかった気がします. その分, 同僚の皆様には大変ご迷惑をおかけしました...

一応, こういう状況になりそうだという予感は事前にあったので, そのため今回は｢おもしろアイデア｣をあまり盛り込まずに(ただ, U25支援制度は自分の責任でねじ込みましたが...)やった... つもりなのですが, どうしても立地上の問題で食事やドリンク, 送迎バスの手配など｢YAPC::Hakodate 2024ならではのタスク｣が生じてしまって, そこの調整や確認, 取りまとめとかが大変だった思い出があります(と言いつつ, そのへんはほとんど id:ytnobody さんがやってくださったのだけど...).

そういえば, そういうYAPC::Japanの運営の裏側的な話題などを, ｢#ツナギメエフエム｣で話させてもらったのでした. ぜひ聞いてみてください(突然の宣伝).

tsunagi.me

...まあ, そういう感じでなかなか大忙しだったのですが, コアスタッフ/ボランティアスタッフともに過去のYAPC::Japanに関わってくださった方や他のイベントでスタッフを経験したことがある方の割合が多かったこと, そして参加者の皆様のご助力もあって, 当日無数に発生したトラブルについてはほぼほぼ臨機応変に対応できたと思います. 当然, 問題が一切なかったという訳ではないので, もし問題点や改善点にお気づきの方がいらっしゃったら, ぜひJapan Perl Associationにフィードバックをいただければ幸いです.

トークの感想

ここ数年, YAPC::Japanの運営としてはいわゆる｢遊撃｣的な役割が多くて, トークを聞く余裕もなく会場をうろちょろしていることが多かったのですが, 今回は(裏でこっそり, という形でしたが...)久々にトークを聞けました. それが id:moznion さんのキーノートです.

もうとにかくよかった. 最高だった. 僕とmoznionさんの間には, もうどうやっても超えられない技術力や人間力の差がある(もちろんmoznionさんの方が圧倒的に上)けれど, それはそれとしてだいたい同じ時期にPerl界隈に足を踏み入れた... はずなので, 勝手に｢同期じゃん｣的な感情(?)を抱いており, そんなmoznionさんの足跡を辿りながらエンジニアとしての思いを聞くことができて大変よかったし, そのちょこっと一部に並走(Hachioji.pmとか, YAPC::EUとか)できたことは大変誇りであるなあ, と思ったりしました.

｢次｣について

クロージングでもご紹介しましたが, 次はYAPC::Fukuoka 2025です. ...たぶん. 今月末に会場の下見に行くのでそれ次第ではありますが, まあおそらく福岡での開催となるでしょう.

ところで, JPAの体制が変わってYAPC::Japanになってから最初の開催は2016年のYAPC::Hokkaido 2016でした. ということは次のYAPC::Fukuoka 2025はYAPC::Japanの9周年目, そして｢その次｣があれば10周年ということになります. 10周年のプレイベント(?)として, 燃え尽きない範囲でこれまでやってこなかったこと(2日開催とか!!!)やりたいな, という気持ちがあります.

そのためには, コアスタッフの尽力やスポンサーの皆様のご協力, そしてゲストの方, 登壇者の方, 参加者の方のお力添えが不可欠です. ご支援のほど, どうぞよろしくお願い致します. papixはまだまだがんばります.