Masteries

技術的なことや仕事に関することを書いていきます.

YAPC::Fukuokaを終えて

YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA, お疲れ様でした. スタッフの1人としては, とにかく当日右往左往していたら, アッという間に終わっていた… というのが正直な所でしたが, 当日ご参加頂けた皆様は楽しんで頂けたでしょうか.

今回のYAPC::Fukuokaは, 本当に素晴らしい会場と, 優秀なボランティアスタッフに恵まれたものの, それでも予期せぬ出来事が巻き起こるのが, イベント運営の怖いところです. 参加者の皆様にご迷惑をおかけした場面もあったかとは思いますが… それでも楽しかった, 得るものが多かった, 次のYAPC::Okinawa 2018 ONNNASONも是非行きたい! …などと感じて頂けたのであれば, 本当に幸いです.

YAPC::Fukuokaの終了後, スタッフは会場を片付ける手はずになっていたのですが, とにかく1日動き続けて元気がなかったので, 先に懇親会に参加させてもらっておりました. 懇親会の会場を眺めると, とにかく皆さん笑顔, 笑顔で楽しそうに会話をされていて, 思わず自分も笑顔になりましたし, なんというか, 「やってよかった…」と実感しましたね. まあお陰でビールが美味しすぎて, とにかくひたすら飲みすぎて, ひどい状態になっていた件については… 大変申し訳ございませんでした…

あとはそうですね, 今回のYAPC::Fukuokaの個人的な裏目標(?)は, 毎回YAPC::Japanに対してスポンサーとしてご協力頂いている株式会社ネコトーストラボさんのノベルティのサイリウムを有効活用したい! というもので, クロージングでそれを果たすことが出来て大変満足しています. ネコトーストラボさん, 毎回ノベルティとしてサイリウムをご用意して下さっているにも関わらず, 毎回使われずに終わっているので, 今回は是非何かしらの形で活用するぞ! と思ったりしていたのでした.

YAPC::Fukuokaでの役割

今回は, Fukuoka.pmの id:debility さんを実行委員長に迎え, Japan Perl Association側の代表を私が務める形で準備をしていきました. 自分の役割には特に肩書はありませんが, まあ言うなれば「実行副委員長」といったポジションと言えそうです.

カレンダーを見ると, 打ち合わせの為に初めて福岡に行ったのが2016年9月末頃だったので, おおよそ9ヶ月ほどYAPC::Fukuokaの準備をしていたという感じでしょうか. とはいえ, 4月〜5月くらいまでは定期的に打ち合わせをしつつ, 手が空いた時にタスクを消化していく… 程度でかなり平和ではありました. 5月に入ってくると結構忙しくなってきて, 開催が近づいてきた6月末辺りは, 結構しっちゃかめっちゃかになっていた気がします.

詳しくは, 実行委員長である id:debility さんの振り返りエントリに, 開催までのタイムラインなどなどまとめられているので, そちらを見て頂けると良さそうです.

blog.yapcjapan.org

また, YAPC::Fukuoka当日の様子は, この記事でアレコレ余計に語るより, 参加者の感想エントリなどを見るのが良さそうです.

blog.yapcjapan.org

終わった時に思ったこと

クロージングが終わって, YAPC::Fukuokaが無事に完結して, その時に思ったのが, 「あ, きっと今夢が叶ったな…」ということでした. 折角なので, その辺の話をしようかと思います. 多少エモいかもしれませんが, そのへんはご了承下さい. そういうのが苦手/嫌いな人は, きっとこの先の文章を読まない方がいいでしょう.

夢の話, 或いはバトンを繋ぐということ

自分が"Yet Another Perl Conference"というイベントに参加したのは, 2011年のYAPC::Asia 2011のときでした. 当時は大学生で, Perlを勉強し始めたばかりの時期でしたが, たまたまスカイアークの遠方からの参加者支援制度という制度を知って応募したところ何故か採択頂き, 参加したのでした.

…余談ではありますが, 当時ご支援頂いたスカイアークとスカイアークの小林社長は, 今でもファームノートとして学生支援スポンサーを継続して頂いています. 個人的には, この「学生支援スポンサー」は地味かもしれなけれど, 未来ある若者にカンファレンスを体験して頂くという意味ではものすごく重要なスポンサーメニューだと思っていて, 本当に感謝の気持ちでいっぱいです.

で, YAPC::Asia 2011の話に戻ると, 当時はまだ本当にPerlを勉強し始めたという状態で, 右も左もわからない! という状態だったけれど, 技術について熱く語るエンジニアの姿を見て感銘を受けたり, 技術力の無駄遣いとしか言えないけれどもとにかく超絶な発表(特にPerlで8ビットゲームを作る話とかは本当にエキサイティングでしたね…)に感動したり, とにかく最初から最後まで興奮しっぱなしだったことを, 今でもずっと憶えています. そしてその時に, 「この人達と, 肩を並べて働けるエンジニアになるぞ!」という夢を持ったのでした.

今は2017年, あれから6年が経ちました. 思えばその間, いろいろなことをやってきた気がします. 全国各地のPerlコミュニティに足を運んだり, Perl入学式を始めてみたり, ブログに技術ネタを書いたり, 勉強会で発表したり, Webサービスを作ってみたり… その途中で, 明らかに遠回りしていた所もあったりしましたが, 今思えばその遠回りもきっと必要な糧だったのでしょう.

いろいろな積み重ねを経て, お陰様で就活もうまく進めることができて, そこから更にいろいろなことがあり, 今ではなんと, はてなという会社で最高の仲間と最高のサービスの開発に携わることができている(もし5年くらい前の自分に, 「5年後の君は, はてなに入って id:hitode909 さん達と一緒に仕事をしているんだヨ!」と言ったら, 間違いなく「冗談を言うなら, もっと面白い冗談を言ってくれヨ!!!」と笑って返していたことでしょう)訳で, そこだけ見れば, とっくに「あの日の夢は叶っていた」と言えそうです.

ではなぜ, YAPC::Fukuokaが終わった時になって, ようやく「夢が叶った」と実感できたのか? なんとなくですが, きっとあのYAPC::Asia 2011で夢を抱くと同時に受け取っていた"バトン"を, ようやく次に渡しきれたということに, 実感が持てたから… かもしれません.

…そういえば, 「バトンを渡す」という話は, id:tomcha0079 さんの感想ブログにも書かれていましたね.

tomcha.hatenablog.jp

懇親会ではPerl入学式の @papix 校長と、今回の自分のトークは若い人たちにバトンが繋がるトークを心がけた事と、自分は @papix さんから5年前にPerl入学式に参加してバトンを受け取ったからこそ、今この場に居るといった事を話しました。 @papix さん自身も、ファームノートさんからYAPC参加の旅費支援というバトンを受けたから今があると言ってられたので、Perlのコミュニティは次から次へとバトンを繋げていく素晴らしいコミュニティだなぁと、参加する機会があって良かったと改めて感じました。

まさにこの通りなのかなー, と思っていて, 自分がYAPC::Asia 2011で受け取ったバトンを, いろいろな形で手渡していって, その結果として, 今回YAPC::FukuokaではPerl入学式卒業生として初めて id:tomcha0079 さんのトークが採択されて登壇されたり, Okinawa.pmの id:codehexid:shimitakax といった, 勢いのある若者が登場してきたり, その他いろいろなイベントが起きていったのかも? と思っています. …まあ, 沖縄の若者たちについては, 僕がバトンを渡そうが渡すまいが, 今のように勢いある活躍をしていたのは, 間違いないと思いますが.

その集大成として, 自分がバトンを受け取った場所である"Yet Another Perl Conference"というカンファレンスを, 今度は自分たちの手で作り上げて, YAPC::Fukuokaとして開催して, 次のYAPC::Okinawaに繋げることができました. 「あの日憧れた場所を自分たちの手で作り上げ, それを次に繋げる」, それがYAPC::Asia 2011で受け取ったバトンの中で, 最後まで残っていたものだったのかもしれません. だからこそ, YAPC::Fukuokaが終わった時に, 「夢が叶った」というか, 「夢を叶えきった」と思ったのでしょう.

…このバトンが, これからも繋がり続けると良いですね.

これからのこと

…まあ, アニメで言えば最終回的な展開を迎えた訳ですが, とはいえまだまだやることはたくさんあります. はてなで働くということはとにかくエキサイティングで, まだまだやりたい事は尽きないし, Perl入学式はもちろん, JPAのスタッフとしてやっていかないといけないこともたくさんあります(まずは, YAPC::Okinawaが成功するように尽力するところですね…!).

最近沼に片足を突っ込んでいる(?)アイドルマスターシンデレラガールズの楽曲に, EVERMOREという曲があり, その中にこのような歌詞があります:

先へ先へ 夢の先へ 進んでゆくと誓うよ

今まさに, そういう状態なんだろうなーと思っていて, あの日憧れた夢にようやく追いつくことができた! という所で満足せず, 更にその夢の先を目指して, これからも引き続きやっていくぞ!!! という感じです.

いろいろあるかとは思いますが, 引き続き, ご指導ご鞭撻の程, よろしくお願いいたします.

まとめ

EVERMOREめちゃくちゃ良い曲なので皆さん聞いて下さい.

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