あけましておめでとうございます. 今年もよろしくお願い致します.
というわけで年始恒例の振り返りブログです. 今年もKPTを使ってやっていくことにしましょう.
Keep
「2016年にやってみてよかったこと, 2017年も継続して取り組みたいこと」
いくつかツールを公開できた
業務向けに作ったものを汎用化して公開するという流れで, CPANにAnegoをDeveloper Releaseしたり, Primusを公開したりできました.
とはいえ, いずれもちゃんとドキュメンテーションできておらず, AnegoはそのためにDeveloper Releaseのままなので, 早いうちにドキュメントを仕上げたいと思います...
Go言語にチャレンジできた
前述のPrimusは, 当初はPerlとNode.jsで実装していたのですが, GitHubで公開するにあたってGo言語で書き直しました.
2016年はGo言語にチャレンジしたい! と思っていたので, 最後の最後に成果物を出せて良かったです.
また, Go言語にチャレンジするにあたっては, 運良く(?)ご恵贈頂いた「みんなのGo言語」が非常に勉強になりました.
僭越ながら書評も書かせて頂いたので, ご興味ある方は是非読んでみてください.
papix.hatenablog.com
雑誌に記事を書く機会があった
いろいろなご縁があり, 技術評論社の「Software Design」や「WEB+DB PRESS」に記事を書く機会が4回もありました.
自分のやってきたこと, そこから得た知見や気付きを文章でまとめるという行為(?)は, これまでこのブログで延々と続けてきたことではありますが, それを「雑誌に載せる」という形で行うのは言うまでもなく始めてのことで, 本当に苦労の連続でした.
@inaoさんをはじめ, 技術評論社の皆様には本当にお世話になりました.
この場を借りて, 改めて御礼申し上げます. 本当にありがとうございました.
久々にYAPCで発表できた
papix.hatenablog.com
RebootしたYAPC::Hokkaidoで, 「APIをPerlで作る時に僕達が考えたこと」というトークをしました.
「これ, 割と常識的な内容なのでは...」と尻込みしていたのですが, 予想以上に多くの方にお聞きいただいて, Twitterでもたくさん感想やご意見を頂けましたし, 何より@tagomorisさんからはYAPC::Hokkaidoの感想エントリでお褒めの言葉まで頂戴することができ, 本当に嬉しかったです.
...そういえば, YAPC::Hokkaidoの感想エントリ, まだ書いてませんでしたね.
が, がんばります...
昨年に引き続き, アウトプットを続けられた
2016年は, このブログに32件のエントリを投稿しました.
- Anego
- Primus
- Mackerel
- Socket.io
- Perl入学式とコミュニティ運営
- Perl
- Go言語
- Vim
- インフラ
- Node.js
また, 春から夏あたりにかけて, 一時期Qiitaを併用して, こちらにも記事を投稿したりしていました.
これは個人的な感想(?)なのですが, 何故かQiitaに記事を書く時は異様に記事を作り込んでしまう傾向があり, このブログほど気軽に投稿できず, ネタのストックが増えていく... という状況に陥ってしまいました.
そのため, 秋辺りからはQiitaの併用を辞めて, 再度このブログに一本化したりしていました. そのため上記の記事も, どこかのタイミングでマスターをこのブログに移す... かもしれません.
Perl入学式の5年目も無事終わりそう
2016年は「in東京」, 「in大阪」, 「in沖縄」の3拠点での開催となりましたが, いずれもしっかりゴールを迎えられそうです. また, 年末のPerl入学式 Advent Calendar 2016も, 無事完走することができました.
2017年は, 年始にJPAのブログでお伝えしたように, JPAとの連携を深めて, 新しい施策を幾つか動かしていきたいと思っています.
引き続き, 「Perlを通じて, プログラミングの面白さを感じてもらえる勉強会」になるよう, 頑張っていきたいです.
blog.perlassociation.org
新しいチャレンジがたくさんできた
上記以外にも, 今年はいろいろなイベントやチャレンジがありました.
- 「Mackerel User Group」の立ち上げ
- 「ハッカーズチャンプルー」への参加
- slaslaの開発とリリース
機動力が高いというか, 身軽にアクションしていくというところは自分の持ち味の一つ(その裏に, "飽きやすい"という弱点はあるのですが...)だと思うので, 2017年もいろいろなチャレンジをしていきたいです.
Problem
「2016年で良くなかったところ, 2017年に改善していきたいところ」
メンタル的(?)な波の振れ幅が大きかった
2016年は, 自分にとって良いイベントも悪いイベントもたくさん起きて, それに引きずられて精神面はだいぶ波がある1年でした.
また, それに伴ってインプット/アウトプットについても, 非常に捗る時期と非常に停滞する時期が, 繰り返し来ていたように思います.
とはいえ, そうやって精神的な状態が揺れ動いている間に, 自分自身について改めて向き合う機会があり, そこでいろいろと気づけたのは非常に良かったです(この辺の"気付き"については, 振り返りを兼ねて自分の言葉で綴りたいと思ってはいるのですが, 抽象的な部分も多くて, なかなか難しいですね...).
どうしても, 人間感情を持っていて, その波を常に一定に保つのは難しい(無理?)とは思います.
とはいえ, 2017年は2016年の気付きを活かして, できる範囲で自分自身のメンタルをコントロールして, 安定したアクションが出来るといいなと思います.
Mackerel User Groupの活動があまりできていない
Mackerel User Groupを立ち上げたはいいのですが, あまり活動できておらず... 申し訳ないところです.
特に, 夏に大阪で開催予定だったMeetupが, 台風の接近で中止になってしまったのは痛恨でした.
とはいえ, Mackerel User Groupが目指している「ユーザー間の情報共有」という部分は, Mackerel User GroupのSlackで実現出来ている部分が大きいので, 引き続きこれを盛り上げつつ, Mackerel User GroupのMeetupも開催していきたいと思います.
ちなみに, Mackerel User GroupのSlackはこちらのslackinからジョインすることができます: Join mackerel-ug on Slack!
Try
「2017年, 改めてチャレンジしていきたいところ」
もっとGo言語を!
言うまでもなく(?)引き続きPerlをやっていくつもりですが, 2017年は並行してGo言語もしっかり取り組みたいです.
題材として, ローカルの開発環境で使っているPerl製の「便利スクリプト」のGo言語への移植とか, (実際に公開するかはともかくとして)schemalexを利用したGo言語版のAnegoとか, ネタはいくつかあるので, ちまちまと取り組んでいきたいです.
最終的に, Primusのようなツールの公開や, mackerel-agentのようなGo言語で作られたツールへのコントリビューションが出来ると良いですね!
新しい職場で"やっていく"
papix.hatenablog.com
2016年最後の大きなトライがおおよそ2年半勤めてきたGaiaxの退職だとすると, 2017年初の大きなトライは間違いなく2月1日からの「次の職場」への入社になると思います.
詳細はここでは述べませんが, 正直に言えば今回の転職は(個人的には!)"ハイリスクハイリターン"だと思っています.
今回の転職によって得るものは多いけれども, そのためにはGaiaxにいた頃の120%, 130%の力を発揮していくことが求められてくる... と思っています.
新しい職場に慣れ, 職場での信頼関係を構築していくというところを含めて, この辺りうまく適応出来るか? というところは, ある種の"リスク"と言えるのではないでしょうか.
とはいえ, 今回はそういった職場だからこそ出来るチャレンジがあり, そこから学べることがあると自分は信じています.
今回の転職については, 経緯からしても割と「勢い」によるところが大きかったりはするのですが...
なにはともあれ, 選考の結果として入社が決まり, Gaiaxを退職して2月から新しい環境へ「飛び込んでいく」のは, もう確定事項です.
明日朝起きたら, これまで出来ていなかった事が出来るようになっている... みたいな, 都合の良い出来事は起こり得ないので, まずは今やっていること, 今出来ることをしっかりこなしながら, 新しい環境に慣れていきたいと思います.
当面の目標は, 試用期間をしっかり乗り切ることですね...!
まとめ
というわけで, 2016年の振り返りでした. 本当に, 公私共々いろいろな出来事があった1年でしたね...
今年も転職を含めて, いろいろありそうな予感が現時点からしているので, へこたれず, 元気いっぱいにやっていきたいと思います.
今年もまた, ご指導ご鞭撻頂けますと幸いです. 2017年もどうぞ宜しくお願い致します!