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Masteries

技術的なことや仕事に関することを書いていきます.

2015年の振り返りと2016年の展望について

えー, 気がつけばもう2月なのですが, このブログの記事としては新年始めての記事となります. なので皆様, あけましておめでとうございます. 年始の初エントリなので, この記事ではKPTによる昨年の振り返りと, 今年の展望などについて語りたいと思います.

ちなみに昨年の振り返りはこちら: 2014年の振り返り - Masteries

Keep

「2015年やってみてよかったこと, 2016年も継続して取り組みたいこと」

様々な自動化/効率化に取り組めた

  • Hubot (Gaiachan)
  • ChatOps
  • SaaS
    • Mackerel
    • GitHub
    • esa.io/Qiita:Team
  • CI (Jenkins/CircleCI)
  • Itamae

この辺りの技術的要素は, 2014年に取り組んでいた内容と同じところが多いものの, 2015年はReactioという「よりプロダクトに近いエリア」で, より良い形で取り組めたと思います. また, Qiita:Teamやesa.ioなど, 情報共有のSaaSを取り入れて, 社内やチームの情報共有を活性化/効率化出来たのも良かったです.

JavaScriptをそれなりに書けるようになった

Reactioの開発に携わるにあたって, それなりにJavaScriptを書く必要が出てきたので, 軽く勉強していました. 最新の情報を追いかけるまでには至っていないので, 新しいアプリケーションを開発するときにJavaScriptのコードを1から作っていく, というのはまだまだ難しいですが, 既存のJavaScriptのコードを質問したり調べたりしながら改修していく程度のスキルが身についたのは良かったです.

昨年に引き続き, 社内で得た技術や知見を積極的に外部に公開できた

ブログのエントリという形で表には出ていませんが, これ以外にもQiita:Teamに大量のアウトプットが出来たのも良かったです. 2015年の2月にQiita:Teamを導入してから, 2015年の間におよそ200記事くらい書いていたようで, そのうちの一部をブログに転載したりもしました. 今年は, より多くのアウトプットをQiita:Teamだけでなく, ブログや勉強会への発表を通して公にしていきたいと思います.

...あと宣伝になるのですが, 2月24日発売の「WEB+DB PRESS vol.91」のPerl Hackers Hubに, 「PerlでInfrastructure as Code 〜IaaSやSaaSをコードで自動化〜」というタイトルで寄稿させて頂きました! ReactioでInfrastructure as Codeを推進するにあたって体感したこと, 活用したモジュールなどについて綴らせて頂きました. こんな表紙だそうです.

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Software Design 2016年1月号の「ChatOps特集」と並んで, 2015年は雑誌に記事を掲載する機会を頂けたのが良かったです.

Perl入学式の4年目も無事に終わりそう

in東京の運営については, @xtetsujiさんや@gomaaburamaxさん, @htk291さんにお任せ出来る環境が整ってきました. また, 年末に開催したPerl入学式 Advent Calendarも無事完走できて, いい1年の締めくくりが出来たと思います.

来年度は「in沖縄」や「in北海道」という構想も出てきているので, in東京についてはより権限というかタスクの移譲を進めていけたらいいなと思っています.

YAPC::EUに参加できた

9月にスペインで開催された, YAPC::EUに参加しました. 日本国外に出るのはおよそ10年ぶりくらい, もちろん海外のカンファレンスへの参加と登壇は初めてということでドキドキでしたが, 無事発表にこぎつけることが出来て良かったです.

トークを応募する前にいろいろと相談させて頂いた@charsbarさん, 現地でスライドの英訳をお手伝い頂きました@lestrratさん, 無茶振りで腹をくくる機会(?)を与えて下さった@yusukebeさん, YAPC::EU終了後スペイン珍道中(?)を繰り広げた@uzullaさん, @moznionさんなど, 多くの方のお陰で貴重な体験が出来たと思います. 改めて御礼申し上げたいと思います.

YAPC::EUについては, 業務の一環として参加させて頂いた上, 渡航費についても支援頂いたので, 感想については会社のエンジニアブログに綴りました: YAPC::EU 2015に参加してきました! - Gaiax Engineers' Blog

楽しかったですし, 学びも多かったとはいえ, やはりYAPC::EUで英語力の低さを改めて実感したので次に海外に行くのは, その辺り改善してから... という気がしています.

会社のエンジニアブログが1年続いた

2015年1月からスタートしたGaiax Engineers' Blogも, 無事1年続けることができました. Advent Calendarの一環として1年間のブログ活動を振り返りましたが(Gaiaxエンジニアブログから振り返る2015年 - Gaiax Engineers' Blog), 社内にいる多くのエンジニアに記事を書いて頂くことが出来たので, Gaiaxという会社で働くエンジニアの様子をより伝えられるようになったんじゃないかな, と思います.

また, Gaiax Advent Calendar 2015 - Qiitaを25日間全員違うエンジニアが担当して完結できたのも良かったですね. @hidehigo部長も喜んでいました.

タスク管理が幾分マシになった

@motemenさんの, 2015年のタスク管理 - 詩と創作・思索のひろばという記事を読んだことをきっかけに, タスク管理の方法を再構築したところ, 昨年はかなりいい感じにタスクを管理できるようになりました.

何かタスクが追加されたタイミングで, ショートカットキーからTodoistにタスクを追加するようにしたので, 「やらないといけないタスクが漏れていた」という事態がだいぶ減った... 気がしています. タスク管理は仕事をする上で必須のスキルなので, 引き続き改善を続けていきたいです.

自分が進んでいきたい方向性が見えてきた

去年1年間, 社内でいろいろな仕事に取り組んできた中で, Infrastructure as Codeや, ChatOpsや, CIといった, 「プロダクトの基盤を整え, 業務を自動化/効率化する」ような仕事に取り組むのが楽しいし, モチベーションが上がるということがわかってきました.

この辺りの領域は, 「シェアリングエコノミー」という領域で事業を展開していこうとしているGaiaxにとって, 今後ますます重要になってくるのは間違いないと思うので, 2015年はしっかり注力して取り組んでいきたいと思っています.

Problem

「2015年で良くなかったところ, 2016年に改善していきたいところ」

読書習慣がやっぱり定着しなかった

一昨年に引き続き, あまり積んでいる本の消化が捗らなかったのは大きな反省点です. 反省点として, 「1日1時間, 本を読む習慣を」というやり方がうまく行かなかったので, 今年は「意識して, がっつり本を読む時間を作る」方法で取り組んでいきたいです.

ここ最近, メインタスクとなっているReactioではしっかりスクラムを始めていて, スプリント内のタスク量についてはしっかりコントロール出来るようになってきているので, 19時とか20時にオフィスを出て喫茶店に行って本を読む, という機会が増えてきました.

また, Qiita:Teamに簡単なレビューを書くことで, 「いいね!」による承認欲求を満たしつつ, 読書成果を残していく取り組みもやっています. 自分で買ったり, 誕生日などにAmazonのウィッシュリストで買っていただいた本がまだまだ積まれているので, 今年はこれらを消化出来るようにやっていきたいと思います.

「弱点を補う」誘惑に打ち勝つ

「弱点を補う」のは, 入門者向けの情報が数多く公開されるようになった昨今, 短期的な成長を実現しやすくなっていて, これによって成長や承認といった欲求を簡単に満たすことが出来るのですが, 弱点ばかりを補っていると(まさに@songmuさんのツイートにある通り)「何でもそれなりに出来る」, 普通のエンジニアに行き着いてしまう危険性があります.

社内でも, 機械学習やBlock Chainなど, 新しい技術への取り組みが始まっていて, そのような「自分にない技術」を補いたくなる気持ちもあるのですが, 今年はそれを抑えて(最低限の動向は追いつつも), しっかりと自分が進んでいきたい方向, すなわち「業務を自動化/効率化」に繋がる技術を深掘りし, 実践して, 自分の長所にしていきたいです.

Try

「2016年, 改めてチャレンジしていきたいところ」

他言語への挑戦 - Go

昨年はJavaScriptを書く機会が増えましたが, 今年は積極的にGoを使っていきたいです. 「業務の自動化/効率化」について考えた時, そのような領域で使われるGo製のツールも増えてきていますし, バイナリを生成して配布してすぐに動かせるGoはPerl以上にうってつけの言語だと思います.

IaaSをより活用する

昨年はReactioでAWSを活用する機会がありましたが, 今年はAWSだけでなくGCPやAzureなど, 他のIaaSも実践していきたいと思っています. またAWSについても, Reactioでは「いつでもオンプレに戻せる」ように, オンプレで代替手段があるものを中心に使っていましたが, そうでないものについても試していきたいです.

「転職」を考慮した動き

詳細は後述しますが, 2015年の年末に改めて「Gaiaxという会社が, 常に自分にとって居心地のいい場所であり続ける事はない」という, よくよく考えれば当たり前の事を実感する機会があったので, 今年はそうなった時にいつでも動けるよう, 「転職」について考慮に入れながら動いていきたいと思います.

また, そもそもとしてGaiaxで2年働いていて, 「Gaiaxの当たり前」に慣れてきた今だからこそ, 社外を見てみたいという気持ちが強くあります. いわゆる「エンジニア交換留学」のような施策や, あるいは副業などを通して(Gaiaxは, 部長の許可があれば副業OKだそうです), Gaiaxではない環境での経験を積める1年にしたいと思っています.

...こう言うと「身の程知らず!」と言われるかもしれませんが, オファーや「会社遊びにこない?」などのお声がけは常にお待ちしております. mail@papix.net までよろしくお願いします!

2016年の展望

2015年の年末の話なのですが, 入社してからずっと所属していた「技術開発部 技術基盤チーム」の解散と, それに伴って「技術開発部 新規事業チーム」への転属が言い渡されました. 「技術基盤チーム」のメンバーは, 自分を含む半数が「新規事業チーム」に, 残る半数は機械学習やBlockChainなど, 将来的に事業に活かせる技術に率先して取り組む「技術ドリブンチーム」に転属となり, これで「技術基盤チーム」が担っていた, 「今, 事業が直面している課題に貢献出来る技術」に挑戦し, 実践するチームは, Gaiaxからなくなってしまいました.

これは自分にとっては非常にショックな出来事でした. 「技術ドリブンチーム」が今後担っていく, 将来事業に活かせる技術に取り組む動きは, 会社にとって非常に重要だと思います. ただ, 自分はそれと同じくらい, 現時点で事業が直面している課題を技術で解決していく動きや, それを実践するチームも大事だと思っていて, かつ, その領域で事業や会社に貢献していきたいと思っていたからです.

なので, 一時期は転職も視野に入れながら, 今後の動き方, 働き方について年末年始悩んだ結果, 当面は名目上「新規事業チーム」に所属してReactioの開発に従事しながら, これまでの「技術基盤チーム」のような領域を担うチームを再興すべく動いていく, という方針に落ち着きました. 今回, 新年の抱負エントリが2月にまで伸びたのも, このへんの話を1月中していて, 今年どう動いていくかわからなかったので書きにくかった, という部分があったりします.

というわけで, こういう経緯を踏まえての2016年の展望ですが, 当面はReactioチームでの諸々のタスクを消化しつつ, 3月まで, ...遅くても6月までには, これまでの「技術基盤チーム」のような役割を担うチームを再興する所まで持っていきたいです. このへんは, 自分にとってはGaiaxに残るか, 残らないかの分水嶺の1つになってくる感じがしています.

まとめ

というわけで, 2015年の振り返りと2016年の展望について書きました. 2015年は, 自分にとって一定成果を出すことが出来た1年だったと思っていて, これが昨年末の会社の準MVP受賞にも繋がったのだと思います.

会社の給与交渉(のようなもの)の場でも宣言したのですが, 2016年は昨年の良かった所を継続しながら, 「これまでとは違う動き(働き方, 技術, 環境など...)」に, たくさんチャレンジ出来る1年にしたいと思っています.

2016年も引き続き, ご指導ご鞭撻頂けますと幸いです. 今年もどうぞよろしくお願い致します!