追記: Anegoの入門記事(使い方)をQiitaに書きました: Perl製のデータベースマイグレーションツール「Anego」入門
以前からちまちまと作っていた, RDBMSのマイグレーションツール「Anego」を, developer releaseしました. ドキュメントもテストも全然書けていない状況ですが, とりあえずslaslaのマイグレーションは既にAnegoに置き換えていていまして, 現状いい感じに動いているっぽいです.
ちなみにGitHubはこちら:
何故作ったか
元々, PerlでWebアプリケーションを作っている時のマイグレーションは, GitDDLとかGitDDL::Migratorとかを使っていたのですが, 自分が使う範疇ではちょっとオーバースペックかな, という部分が多くて, 最近は@sugyanさんが昔書かれていたブログ記事, 「SQL::Translator::DiffでDBスキーマに追従させる方法」を参考に, プロジェクトごとに"オレオレマイグレーションスクリプト"を用意したりしていました.
...が, いい加減, 毎回毎回マイグレーションスクリプトをいちから用意するのが面倒になってきたので, モジュールとして切り出そう! という感じになって出来上がったのが, Anegoです.
昔, @songmuさんが報告されていた, SQL::Translator::Diffで変なdiffが出る問題も, 手元の環境ではこうやったら動く... という感じのアレではありますが, うまく動くように対応したりしています.
まだまだ荒削りですが, 興味があれば是非使ってみてください. また, 機能追加の提案やバグレポート, Pull Requestもお待ちしております!
余談
...ちなみに, 名前は@karupaneruraさんが開発されたORM「Aniki」にインスパイアされて付けました. 「姉御のように頼りになるマイグレーションツール」になったらいいな, という思いがこもっています(?).